上司や先輩との同行は徹底して事前準備したほうがいい件

 

新人がある程度仕事に慣れてくると、教育の一環として上司や先輩との同行訪問がはじまります。営業であれば営業同行、あるいは取引先との打ち合わせの際に横に座って、そのやり方を見習うことになります。

 

このとき、ただたんにカバンもちとしてついていくだけでは、せっかくの好機を有効活用したことになりません。先輩に同行することが決まったら、訪問前の準備段階をはじめ、帰社してからの上司への報告まで、先輩のやり方をしっかりとみておくことです。

 

たとえば、営業同行だったら、アポとりのやり方、どんな資料を用意しているか、受付でのあいさつ、名刺の渡し方、世間話から商談に切り替えるタイミング、用意した資料の見せ方、帰り際の次回アポのとり方、帰社してからの報告や次回訪問のための下準備まで、すべてを目を凝らしてみておきます。

 

そして訪問活動の流れを、ほかの人に言葉でキレイに説明できるくらいまで、頭の中に叩き込んでおくことです。というのも、仕事の流れを言葉で言えるようにするのは簡単なようで難しいのです。流れが完全に頭の中に入っていないと、どこかに抜けが出たりします。

 

もちろん1回の同行だけでは難しいので、まず全体の流れをメモに残しておき、次回以降それを補完して完全なものにしておきます。自分だけのマニュアルをつくる感覚です。

 

これは立派なスキルであり、資格ではありません。こうした経験を積んでいくことで転職に有利にはたらくことができます。たとえ30代でスキルなしで転職しようとした場合、こうした無意識に習得した経験が非常に重要になってくるんです。転職する際には、まず自分の経験を棚卸しましょう。